わんちゃんのトレーニングについてお問い合わせが増えたので、トレーニングの考え方について、説明いたします(^^)
飼い主さんがやめて欲しいと思う愛犬の行動は、飼い主さんとの接し方によって覚えたことです。
飼い主さん側が知らず知らずのうち、その行動をするように教えてしまっていることがほとんどです。
一度覚えた行動をしないように教え直すのは、時間と根気が必要です。
何よりも飼い主さん自身が無意識でしている行動を直すことが大変だからです。
★例えば、愛犬が飛び付きをする様になる飼い主さんの行動とは…
愛犬が飼い主さんに撫でて欲しい・抱っこして欲しくて、前脚をかけて甘えて来た時に、無意識に撫でたり抱っこをしていませんか?
その様な行為を繰り返すと、わんちゃんは前脚をかけると撫でてくれる、抱っこしてくれると覚えてしまいます。
この行為が飛び付きに繋がっていきます。
中型・大型犬はもちろんのこと、小型犬でも勢いよく飛びついてくると、小さな子供なら転んでしまいます。
小型犬なら大丈夫とは思わずに、愛犬が飛び付き行為をしないように、飼い主さん側が行動してください。
改善するための行動として代表的なのは、愛犬が前脚をかけてきたら「お座り」や「ふせ」をさせ、地面に脚をつけるまで撫でたり抱っこをしない。
基本的な「お座り」の指示はとても大切です。
まず、やめて欲しい行動をするようになった切っ掛けは何か、自身の行動を見直してどうすれば良いのか考え、飼い主さんが愛犬のトレーナーになりましょう。
切っ掛けがわかっても、どうすれば良いのかわからない時には、ドックトレーナー等に相談しましょう。
こちらでも家庭犬としてのしつけについては、ご相談を承っています。
※状況がひどい場合には、ドックトレーナーを専門にされている所への相談をお勧めする事がございます。
トレーニングは愛犬との大切なコミュニケーションなので、愛犬・飼い主さん互いに楽しみながら信頼関係を深めてください(^_^)